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ただいま、中2と中3の間の時期ー
寝不足により、テンションがおかしいため、独り言が多くて怖いですww


7.森の中 わしさんに 出会った!?(後半)
「世界一長いトンネル??」
「何それ?わかんない~~」
私とサオリはギブアップ。。。
だって、そんな知識ないもーん!
「世界一長いトンネル・・・青函トンネルかな・・・あれ?英仏海峡トンネルだったかな???」
サトルは何かブツブツ言いながら考えているみたい・・・。
ヒロシは・・・・・・あれ?すっごい余裕の笑みが・・・。
「ヒロシ分かったの?」
ためしに聞いてみる。
「あぁ、分かったよ!」
「ウソーー!!」
ヒロシに分かるハズがない!
「答えは??青函トンネル?英仏海峡トンネル??」
サトルがヒロシに聞く。
しかし、ヒロシは指をふり「チッチッチッー」と言った。
「そんな難しい答えじゃないんだなー!1年生でも分かるぜ!!ちょっとだけ、とんちが必要だけどな!」
「はぁ!?1年生でも??」
「あぁ。『どこからどこまで』つまり『スタートはどこでゴールはどこ?』ってことだろ!?んなもん決まってるさ。答えは『入り口から出口まで』。QED(証明終わり)。」
「な~る~!」
「正解だ。」
わしが低い声で言った。
「やはり簡単だったか・・・。」
『バサッ』大きな羽音をたてると、つり橋は元にもどった。
ん~不思議・・・


「ねぇ~ちょっと待ってよぉ~((泣」
「ったく・・・しょうねえなぁ~。ちょっと休憩するか。」
「ヤッタ~♪ありがとう!」
基本的に運動をしない私にとって、坂道は強敵だ。
しかも、今は長ぁ~~~~い上り坂。。。
うぅ・・・死にそう。
そんな時の『休憩』という声はすご~~~~~~~~~~~~くありがたい。
・・・と、幸せな時間をすごしていると『バサッバサッ』と大きな羽音がした。
「えっ!?」
上を見ると誰でも『でかっ』とつぶやいてしまいそうなぐらい、大きな【わし】が飛んでいた。
わしは、これから私たちが渡らなければいけないつり橋のほうへと飛んでいった。
そして・・・
『ブチッ』
「あっ!」
「ウソ・・・」
「ヤダ!!」
「ヤベ!」
なんと、つり橋のひもを、その大きなくちばしで切り、壊してしまったのだ!!
「おい!行くぞっっ!!」
ヒロシの声を合図に私達は、つり橋の方へと走っていった。
そこには、無残にも壊れたつり橋があった。
「どうする・・・?」
4人で相談していると、突然さっきのわしが現れた。
「この問題が解けたらつり橋を直してやろう。」
と、言うなりわしは、問題を出題した。
『世界一長いトンネルは、どこからどこまで続いている?』


5.森の中 いのししさんに 出会った!?(後半)
「はいっ!!」
真っ先に名乗りを上げたのは、サオリだった。
「まず、AとBに注目するの。AとBは、正反対のことを言ってるでしょ。つまり、どちらかがウソを言ってて、どちらかが本当のことを言ってるのよね。つまり、もう1匹、ウソをついてるのはCだと分かる。と、ゆーことは『食べてない』って、いうのはウソ=食べたのはCってことよ!!QED(証明終わり)。」
なっ・・・なるほど~~!
「ちっ!正解じゃ。中々やりおるな・・・。しかたない、約束は約束じゃ。ここを通れ・・・。」
いのししさんは、渋々という感じで、道をあけてくれた。
「イェ~イ♪」
私たちは、ハイタッチをして次へ進んだ。


サオリとサトルはさっきの問題のことでけんかしていた。
「んもぉ~!あやうくサトルのせいで、みんなが『サル』になるとこだったじゃない!!」
「ゴメンってさっきから謝ってるじゃん!っていうか、なんで『さる』になるんだよ。さるは、動物に変えるって言ってたじゃん!」
「例えよ。例え!!たまたま、ユミが正解したからいいものの、もし・・・・・・・・・・・・・・・」
サオリのブツブツ文句を聞いているとヒロシがいきなりとまったので、前を見ていなかった私は鼻をうった。
「はぅ!!・・・・・なによ!イキナリ立ち止まらないでよ!!鼻うったじゃ・・・な・・・ぃ・・・・!」
私は、ハッと息をのんだ。
なんとそこには・・・・!
「いのしし・・・!?」
そう、そこにはいのししがいたのだ!
しかも、行く手をふさぐようにして動かないのだ。
「あのぉーいのししさん?私たち、ここを通りたいので、どいてもらえませんか??」
私がおそるおそる、話しかけると反応があった。
「ほほぉ・・・。ここを通りたいんじゃな?」
いのししが私たちをジロジロ見ながら聞いてきた。
「も・・もちろんです!」
「では、この問題を解いてみろ。もし、解けなかったら、全員この牙で刺し殺してやるわい・・・」
「刺し・・殺す・・・?」
「あら?サトル、怖いの??」
「だって・・・・・・」
サオリが強気の発言をした。
「大丈夫。私達ならぜったい解けるわ!!」
ヒロシは、いのししをうながした。
「まッ!そういうことなんでいのししさん。はやく問題出してみて!!」
『あやかしの森の神社に供えてあった、まんじゅうが何者かに食べられてしまった。
容疑者は、いのししA・B・Cの3匹のうちの誰かだ。
交番に連れて行かれた3匹はこういった。
A{ぼくが食べたんだ。}
B{Aは食べてないよ}
C{俺は食べてないぞ}
・・・実は3匹のうち、2匹が嘘をついていた。
まんじゅうを食べたのは?』


3.森の中 さるさんに 出会った!?(後半)
さるが問題を出し終わるとすぐにサトルが考えを言った。
「そんなの決まってるじゃないか!1分間に1m.で、50m.登るんだから、50分後だ!!」
私は首を振った。
「違うよ、サトル。1分間に1m.ってことは、45分後には45m.の所にいるって事じゃん。で、次の30秒で5m.登れば、それで、てっぺんに着くでしょ。だから正解は、45分30秒後。QED(証明終わり)っと。」
「ウキー!なかなかやるウキー!!しょうがない、約束だ。ここを通してやるウキー!」
さるは、そういうと
「猿山連合軍!!!」
と叫んだ。すると
「ウキィ~~~~~~!!」
という声とともにサルが数十匹出てきて、みごとに橋を架けてくれた。
「この橋は5分もするとくずれるウキー!渡るか渡らないかは、お前らの自由だウキー。ひと言だけいっとくと
この先危険が多いウキー!」
サルはそう言うと、撤収していった。
私たち4人は確かめ合うと、その橋を渡った。


2.森の中 さるさんに 出会った!?(前半)
「ある日♪(ある日♪) 森の中♪(森の中♪) くまさんに♪(くまさんに♪)――――――――――♪」
先に歌ってるのがサオリ。
後から続いて歌ってるのがヒロシ&サトル。
今、私たちはあやかしの森を(歌いながら)歩いてるの・・・。
そういえば、さっき説明しなかった『岩小探偵団』について説明するね。
私たち4人は岩崎小学校っていう所に通ってるんだ。
1年ぐらい前、学校内で、ちょっとした事件があったんだけどそれを私たち4人が見事に解決したの!
それ以来、私たちは『岩小探偵団』と呼ばれるようになり、不思議なことを解決しているの!!
(このことについては、また別のお話で。。。)
「お~い!!はやく来てくれぇ~~~!!」
1番前を歩いていたヒロシが後から歩いてる3人を呼んだ。
急いで行ってみると、そこには流れの速い川があった。
「んーー橋は無いみたいね・・・。どうする?」
サオリが周りを見て言った。
「泳いで渡るのは無理だしね・・・」
私が言おうとした瞬間、『ウキー』と声(音!?)がして、目の前にサルが現れた。
「この問題が解けたらここを通してやるウキー!でも、間違えたらお前ら全員、動物にしてやるウキー!!」
サルはイキナリそう言うと問題を出した。
『今、子供のサルが、木登りの練習をしている。
木の高さは50m.ある。
子供のサルは、30秒で5m.登っては、次の30秒で4m.すべり落ち、また5m.登っては、4m.すべり落ちながら、少しずつ上にあがっていく。
つまり、1分間に1メートル登っているということだ。
そうすると、てっぺんに登りつくのは、スタートしてから何分後になる?』


4人の探偵さん誕生!! 城田 亜子/作
1.こうかい、後かい、後悔!!
「なぁ、どうして俺達まで行かなきゃいけないんだよ!?」
「そうそう。どうしてだよ!?」
さっきから、後ろでブツブツ文句を言ってる、ヒロシ&サトル。
「あったり前ジャン!ヒロシとサトルは私とユミの『ボディーガード』なんだから!」
「うっ・・・それは・・・・・・・・・・・。」
サトルは黙り込んでしまった。
ユミとは、私のこと。今、ヒロシとサトルの図星をついていたのはサオリ。
私たち4人は幼稚園からずぅ~っと一緒。つまり、幼馴染ってこと!
今、私たちは、『あやかしの森』に向かってるの。
なぜかって?それは、3日前のこと。。。
公園で私たち4人が遊んでいると、空から1枚の地図がフワリ、フワリとふってきた。
その地図には、町の近くにある『あやかしの森』にかくされた、『勇者の剣』とかいうやつを、見つける道順が描かれていたの!
しかも!!地図の上のほうに『岩小探偵団のユミ、サオリ、ヒロシ、サトルへ送る。』と、書いてあったのだ!
「おい!あったぞ。これが『あやかしの森』だ。」サトルの言葉にみんな顔を上げる。
「なんか、不気味・・・。」私がつぶやくと
「たしかに・・・。」
「なんか出そうだな。。。」と、サオリとヒロシもつぶやいた。
あぁ~~~~もぅ、来なきゃよかった((泣
こわいよぉ~~~~!!